外務省、バングラデシュの危険情報レベル引き上げ

外務省

外務省は、バングラデシュの危険情報レベルを「レベル2(不要不急の渡航中止)」に引き上げた。

これにより、全土で「レベル2」となる。すでにチッタゴン(チョットグラム)丘陵地帯(カグラチャリ県、ランガマティ県、バンドルボン県)は「レベル2」が発出されていた。

バングラデシュでは、2018年の公務員採用におけるクオータ制度の廃止決定を裁判所が今年6月に違憲としたことに端を発し、7月2日以降、制度改革を求める学生団体が、全土でデモや交通封鎖等の抗議行動を行っている。バングラデシュ政府は7月19日、外出禁止令を発出しており、電話以外の通信が極めて不安定な状況となっている。2019年から20年にかけて治安当局を標的とする爆弾テロが散発的に発生したほか、2023年にはバングラデシュを拠点とする新たな過激派組織が確認されているなど、テロの脅威が排除できないとして、注意を求めている。

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