ブリティッシュ・エアウェイズ、パイロット志願者向け基金に2,100万ポンドを拠出 「スピードバード・パイロット・アカデミー」の採用枠を2倍に

ブリティッシュ・エアウェイズは、パイロット志願者向けの基金を設立し、2,100万ポンドを拠出する。ファンボローエアショーで発表した。

2025年のスピードバード・パイロット・アカデミーの採用プログラムの最大200人の枠に対し、全額を負担する。訓練費用は1人あたり10万ポンドで、自己負担なく応募ができることで、これまで躊躇していた人にチャンスを与えるものになるとしている。

スピードバード・パイロット・アカデミーは2023年に開設し、毎年応募を受け付けている。応募者は2万人を声、現在は100人のパイロットを養成している。2025年には100人の枠を設けていたものの、200人に増員した。訓練を完了し、副操縦士の資格を得るまでは2年かかるという。

ショーン・ドイル会長兼最高経営責任者(CEO)は、「私はスピードバード・パイロット・アカデミーと、民間航空会社のパイロットになるという生涯の夢を持ちながらも、おそらく自力でトレーニング費用を賄うことが難しいと感じている才能ある人々にこのアカデミーが提供する機会を非常に誇りに思っています。このプログラムの応募者の水準は常に高いため、社会全体から最高の候補者を引き付けるという私たちの取り組みの一環として、できるだけ多くの人に夢を実現するチャンスを与えるために、2025年クラスを拡大しました」とコメントした。