JR西日本、山陽新幹線での500系の営業運転を2027年に終了 N700S系を追加投入へ

500系

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、山陽新幹線にN700Sを追加投入し、500系の営業運転を2027年ごろに終了する。

2024年から26年度にかけて、N700S系を4編成を投入し、4編成のN700系16両編成に対して8両編成化改修工事を行うと、2月に発表していた。さらに2026年から28年度にかけてN700S系を10編成を投入し、N700系の8両編成化改修工事を10編成に対して行う。これに伴い、車両の老朽化が進んでいた500系は2027年頃に営業運転を終了する。

500系は1997年から営業運転を開始し、当時の国内最速となる時速300キロメートルでの営業運転を行っていた。2008年以降は8両編成化改修工事を行い、主に「こだま」として運転している。2013年からは「カンセンジャーラッピング新幹線」や「ハローキティ新幹線」など、各種イベント列車としても運転していた。営業運転終了まで、各種企画を実施するとしている。