エンブラエル、E190Fがブラジル民間航空局から型式証明取得

エンブラエルE190F

エンブラエルは、新型貨物機のエンブラエルE190F型機が、ブラジル民間航空局(ANAC)から型式証明を取得した。

旅客機から貨物機への転換機で、航空貨物市場の空白を埋めるとともに、効率の低い旧型機を置き換えるために開発した。今年4月に初飛行を行っている

2022年に開始した、Eコマースの貨物需要の世界的な高まりに対応する「E-Freighterプログラム」の一環として開発している。貨物機への改修により積載可能量が40%以上増加するほか、ナローボディ機より運航コスト最大30%を削減できる。最大積載量はエンブラエルE190F型機で13,500キロ、エンブラエルE195F型機で14,300キロとなる。

今年後半に欧州航空安全機関(EASA)、アメリカ連邦航空局(FAA)の認証を取得し、その後に貨物搭載システムの認証を取得する見通し。