日本とイギリスの航空当局、航空の安全に関する相互承認取り決めを締結

日本とイギリスの航空当局は、航空の安全に関する相互承認取り決めを締結した。現地時間7月25日、ファンボローエアショーで署名した。

両当局間では、航空製品の耐空性に関して相互承認の実施に向けた詳細手順を記載した実施取決めを2019年に締結していた。今回の取り決めは、相互承認に関する協力範囲のさらなる拡大を目指すもので、航空産業の負担の軽減、民間航空製品の自由な流通の促進、航空の安全に関する日英の協力関係の強化などが期待されるとしている。

本体取り決めは平岡成哲航空局長とRob Bishtonイギリス民間航空局CEO、実施取り決めは江口真航空局安全部航空機安全課航空機技術基準企画室長とGarry Latheyイギリス民間航空局チーフエンジニア間で署名が行われた。平岡航空局長の署名は7月19日に行われていた。