ハワイ・ワイキキのホテル7軒の従業員、ストライキ実施を承認

ハワイ・ワイキキ

ハワイのホテル労働者が加入する労働組合のUNITE HERE Local 5は、ワイキキの7軒のホテルでのストライキの実施を賛成多数で承認した。

対象となるのは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパ、モアナ・サーフライダー – ウェスティン・リゾート・スパ、ザ・ロイヤル・ハワイアン・ア・ラグジュアリー・コレクション・リゾート、シェラトン・プリンセス・カイウラニ、シェラトン・ワイキキ、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパで働く約5,000人の労働者。投票数の94%が賛成票だった。

2019年から2022年にかけて、アメリカのホテル業界の営業利益は26.63%増加した一方、客室あたりのスタッフ数は13%減少したと主張している。

労働組合では、インフレと高騰する生活費に見合う昇給、ゲストサービスとアメニティの質に関連した安全な仕事量と適切な人員配置を求めている。約4,000人を対象とした調査では、76%が予期せぬ500米ドルの請求に対して支払う余裕がない、78%が雇用主がコロナウイルスを理由に給与を削減し、不利益を被ったと回答している。