クロアチア航空、エアバスA220型機を初受領 全機材刷新へ

クロアチア航空は、エアバスA220型機を初受領した。エア・リース・コーポレーション(ALC)を通じてリースで導入した。

クロアチア航空は2022年12月、エアバスA220-300型機を6機発注。リースでは9機を導入するとしていた。年内に2機、2025年に6機、2026年に4機、2027年に3機を導入し、計15機体制とする。このうち、エアバスA220-300型機が4機とエアバスA220-100型機が2機の計6機はALCを通じて導入する。エアバスA220-300型機には149席、エアバスA220-100型機には127席を設ける。機体デザインとビジュアルアイデンティティも刷新した。

受領したのはエアバスA220-300型機(機体記号:9A-CAE)で、「ザグレブ」と名付けられた。8月6日にザグレブ〜スプリット線で商業運航を開始し、就航35周年の8月7日にザグレブ〜フランクフルト線で国際線に初投入した。

クロアチア航空は、クロアチアのザグレブを拠点とする国営航空会社。エアバスA319型機を5機、エアバスA320型機を2機の計7機のエアバスA320ファミリーを運航しており、全機材をエアバスA220型機に刷新する。