キャセイグループ、7年間で1,000億香港ドルを投資 機材やラウンジなどに

キャセイパシフィック航空(エアバスA330-900型機)

キャセイグループは、今後7年間で1,000億香港ドルを投資すると発表した。

顧客体験向上や香港の国際航空ハブとしての地位強化のための戦略の一環として、機材、客室プロダクト、空港ラウンジ、デジタル化、サスティナビリティ推進に投資する。

この中には、エアバスA330-900型機30機の発注も含まれている。2028年から導入し、主にアジア路線へ投入する。次世代機は100機以上を導入するほか、80機以上のオプションも含んでいる。

また、ボーイング777-300ER型機のデザインを刷新し、ビジネスクラス「アリア・スイート」、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの新シートも導入する。2025年にはボーイング777-9型機にファーストクラス、2026年にはエアバスA330型機に新客室とフルフラットとなるビジネスクラスを導入する。

ビジネスクラス利用者とダイヤモンド会員を対象とした機内Wi-Fiの無料提供も、段階的に拡大する。ダイニングや機内エンターテインメントへの継続的な投資も強化する。

香港国際空港と北京首都国際空港のラウンジのデザインを刷新するほか、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港には初のラウンジを開設する。

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