ルフトハンザ・ドイツ航空、ミュンヘン〜上海/浦東線に「アレグリス」搭載機材 アジア初投入

ルフトハンザ・ドイツ航空は、新客室仕様「ルフトハンザ・アレグリス」搭載機材を、ミュンヘン〜上海/浦東線に8月14日から投入を開始した。

ミュンヘン〜バンクーバー・トロント・シカゴ線に次ぐもので、アジアでは初の投入路線となる。ミュンヘン〜モントリオール線への投入計画も発表している。

「ファーストクラス・スイート・プラス」は、幅約1メートルで、利用者の好みに合わせた温冷機能を搭載。スマートフォンを機内エンターテインメントシステムに接続できる。壁やドアは天井まであり、完全な個室になる。

新ビジネスクラスは、5つの座席タイプを設けていることを特徴としており、トンプソン・エアロ・シーティングが開発した。最前列のドア付き客室「スイート」は、高い仕切りとスライドドアでプライバシーが守られている。中央は隣接する2席の仕切りを上下することで、2人での利用にも対応する。モニターは4K対応で27インチの大画面としている。

最前列以外の座席にはドアは設置されていないものの、スタッガード配列で個室感が感じられる作り。中央列の「エクストラスペースシート」は、左右のデスクに物が置けるなど、ビジネス利用にも適している。「エクストラロングベッド」は全長2.2メートルのロングベッド、「プライバシーシート」は窓側でよりプライバシーが守られる。「クラシックシート」は通路に面している。

また、乳児連れ向けの「プライバシーシート with ベビー」は最後列窓際に設置。ベビーバシネットを座席横に配置でき、おむつ交換台がある洗面所にも近い。最後列中央の「ダブルシート」は、2席のパーティションを下げることができ、ペアでの利用にも十分なスペースを擁している。

ビジネスクラスの座席指定は当初無料となる。座席に関する情報は、シートマップから確認できる。

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