成田発のスイス機、アスタナで滑走路を逸脱 乗客319名

スイス・インターナショナル・エアラインズ

スイス・インターナショナル・エアラインズによると、現地時間8月17日、東京/成田発チューリッヒ行きのLX161便(ボーイング777-300ER型機、機体記号:HB-JNI)がアスタナ空港に着陸後、滑走路脇の草地に機体が逸脱した。

同便は乗客319名を乗せ、東京/成田を午前11時31分に出発。機内で乗客の体調不良のため、アスタナには同日午後4時1分に到着した。着陸後、誘導路が閉鎖されていたことから、機体を滑走路上で転回させる必要があったものの、機体の前輪が草に引っかかった。その後、機体はトーイングカーで牽引した。損傷の有無を検査するという。

アスタナでの再予約の選択肢に限りがあることから、オーストリア航空がボーイング777型機を派遣した。乗客をまずウィーンへ輸送した後、チューリッヒもしくは最終目的地へ輸送する。