オーストリア航空の救援便、アスタナを出発 成田発スイス機滑走路逸脱で

スイス・インターナショナル・エアラインズ

アスタナで着陸後に滑走路を逸脱した、スイス・インターナショナル・エアラインズ機の乗客を乗せた救援便が、アスタナを出発した。

この事故は現地時間8月17日、東京/成田発チューリッヒ行きのLX161便(ボーイング777-300ER型機、機体記号:HB-JNI)が、乗客の体調不良によりアスタナ空港に着陸後、滑走路上での転回時に草地に機体が逸脱したもの。

機体の検査が必要となるため、グループのオーストリア航空が、アスタナに向けて救援便(ボーイング777-200ER型機、機体記号:OE-LPC)を送った。救援便はOS1302便として、アスタナを現地時間翌18日午前11時23分に出発し、ウィーンには同日午後2時23分に到着する見通し。その後、ウィーンに送られたスイス・インターナショナル・エアラインズの救援便(ボーイング777型機)に乗り換え、チューリッヒには同日午後5時ごろにも到着する予定。乗員乗客331名が搭乗した。