キャピタルA、4億4,300万米ドルを調達

タイ・エアアジアX(エアバスA330型機)

キャピタルA(旧エアアジアグループ)は、4億4,300万米ドルのレベニュー債により資金を調達した。

このうち2億米ドルをAres ManagementとIndies Capital Partnersが引き受け、非稼働機材の再稼働に活用する。残りを航空機リース会社が引き受け、既存のリース負債をリファイナンスする。10月には10機、2025年には15機の機材を再稼働させることを計画している。

トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「この4億4,300万米ドルのレベニュー債を調達できたことは、画期的な進展です。これは、投資家が私たちのビジョンと未来に対して強い信頼を寄せている証です。私たちは、パンデミックからの復活に向けたゴールに近づいています。航空事業の売却案に関する臨時総会の書類をマレーシア証券取引所に提出し、現在その審査と承認を待っています。続いて、キャピタルAは必要な規制当局からの承認を得られ次第、PN17(注意銘柄指定)からの解除を目指し、経営正常化計画を提出します。過去5年間は最も困難な時期でしたが、今後は株主の皆様に十分な報酬をもたらせるでしょう」とコメントした。