福岡空港、国際線ラウンジ「ラウンジ福岡」をリニューアルオープン

福岡国際空港は、福岡空港国際線のラウンジ「ラウンジ福岡」を9月27日にリニューアルオープンする。

国による滑走路増設事業に合わせて実施している、国際線ターミナルビルの増改築工事に伴うもの。場所を3階から移転し、滑走路を一望できる空間とした。広さは従来の2倍以上となる1,242平方メートル。

空間演出のコンセプトは「福岡造り」で、博多人形師である中村弘峰氏が制作した「黄金時代 龍の舞」で出迎えるとともに、大川組子、博多織、小石原焼など福岡の伝統工芸品を随所に散りばめ、福岡県産のい草を取り入れたソファやテーブルなどにより福岡らしさを演出した。

ソファー席を多く配置し、小上がりを設けた「リラックスゾーン」と、カウンター席やワークスペース、ウェブ会議用ブースを配置し、出張などでも利用しやすい「ビジネスゾーン」の2つのエリアを設けた。座席数は216席。軽食やドリンクメニューも2倍に拡大し、カレーなど定番メニューに加え、新たに明太フランスや博多ラーメンなどの福岡名物や、福岡県産の日本酒や焼酎も提供する。

契約航空会社が指定した人と、コリンソン・グループが発行する「プライオリティ・パス」会員が利用できる。場所は制限エリア4階。営業時間は出国審査開始時間から利用航空会社の最終便搭乗開始まで。