15年連続世界最高LCC、何が他社と違うのか トニー・フェルナンデスCEOに聞く

ーアフリカとヨーロッパの需要をどう見ていますか?
「近々ナイロビに飛び、東南アジアの航空会社(LCC)として初めてアフリカに就航します。それは新しい領域です。我々はこれからもチャンピオンです。中央アジアのカザフスタンから始めた新しい分野です。クアラルンプールとナイロビが直接結ばれることは、マレーシアや東南アジアのビジネス、そしてアフリカにとって素晴らしいことだと思います。エアアジアのネットワークをグローバルに構築していく中で、これはアフリカへの多くの就航地の最初のものになるでしょう」

ーナイロビのビジネスとレジャーの需要をどうみていますか?
「いいえ、どちらも。エアアジアの素晴らしいところは学生や多くの企業にサービスを提供しているところです。マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ケニア。コーヒーなどのコーヒービジネスなど。ですから、東南アジアやASEAN、アフリカの間の直接接続に大きな弾みがつくでしょう。

ー今年後半の展望は?
「我々にとって、250機の飛行機を戻すというのは大きな仕事です。それらを取り戻さなければならなかったし、それには2年かかりましたが、まだ20機ほど残っています。12月までにはほぼ賄えるでしょう。そして、エアバスからの納入が始まっり、コロナ以後、初めて飛行機を追加することになります。

私たちは400機の飛行機を保有しているので、成長の可能性があります。今、飛行機を買っても2031年まで手に入らないし、ボーイングやサプライチェーンの問題もあります。ですが私たちは少なくとも成長(機会)を確保しています」

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