谷川岳ロープウェイ、「谷川岳ヨッホ」に名称を変更 12月1日から
水上バンガローに泊まる贅沢なタヒチ旅、祭典「Heiva I Tahiti」も満喫【レポート・後編】
タヒチ観光局とハワイアン航空が実施したプレスツアーで、ハワイアン航空を利用してホノルル経由でのフランス領ポリネシア(タヒチ)を訪れ、美しい海やラグジュアリーなホテル、祖先のマオリから受け継がれた独特の文化など、現地の魅力を体験してきた。(前編はこちら)
必ず抑えたい水上バンガロー
今回のプレスツアーでは、タハア島とモーレア島、そしてタヒチ島の3か所に宿泊。そのうちタハア島とモーレア島では、仏領ポリネシアの代名詞ともいえる水上バンガローに宿泊した。
タハア島では「Le Taha’a by Pearl Resorts(ル・タハア・バイ・パールリゾーツ)」に宿泊。タハア島を囲むモツ(小島)のひとつをまるごとホテルとしたプライベートアイランドで、姉妹島のライアテア島にある空港からボートで30分ほど移動した場所にある。
全59のスイートとヴィラのうち、宿泊した水上バンガローは全28棟ある「Taha'a Overwater Suite」。バンダナスの屋根の伝統的なポリネシアン様式の建築で、室内はキングサイズのベッドに加え、シングルベッドとしても使えるソファーのあるリビングエリアがセットの約90平方メートル。
ベッドのフッドボード床面がガラス窓になっており、床下の海を眺められる。もちろん透き通ったラグーンへと直接アクセスできるプライベートデッキもあり、フレンチポリネシアの海を満喫可能。またバスルームにはバスタブもあり、ベッドのフットボードと同じようにバスタブの脇もガラス面になっており、海面がみられるなどリラックスした時間も楽しめる。
レストランは3か所あり、そのうちのひとつメインレストランの「Hawaiki Nui Restaurant」では、地元のタヒチアン料理に加え、フレンチやアジアンなど各国の料理を取りそろえたメニューを用意。長い滞在でも飽きずに食事を堪能できる。
Hawaiki Nui Restaurantはビュッフェスタイルの朝食レストランにもなっている。また水上バンガローといえばおなじみの、アウトリガーカヌーで朝食を運んでもらうルームサービスも提供している。
モーレア島では、「Sofitel Kia Ora Moorea Beach Resort(ソフィテル・キア・オラ・モーレア・ビーチ・リゾート)」に宿泊。モーレア島へはタヒチ島からフェリーでアクセスするのが一般的だが、モーレア島側のフェリーターミナルから車で10分ほどの好立地。しかもモーレア島のなかでも最も美しいビーチに建っていると称されており、ホテルを含めた風景は絵画や写真よりも美しい景色となっている。
ヴィラを含む109棟のバンガローのうち、水上バンガローは38棟。宿泊したのは「Superior Overwater Bungalow」で、部屋のサイズは約42平方メートル。こちらもわらぶき屋根の伝統的なポリネシアン様式の建築で、プライベートデッキからラグーンへとアクセス可能だ。
筆者自身、水上バンガローに宿泊したのは初めてだったが、これまで泊まったどんなホテルよりもリラックスでき、ワクワクもする体験だった。両ホテルともプライベートプールやマリンスポーツなどの施設も充実しているため、シングルや家族でも十分楽しめる。とはいえ、やはりカップルでの来訪、特に新婚旅行での宿泊が2人だけの特別な時間と空間を作り出せるのでベストだろう。