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カタール航空、ヴァージン・オーストラリアの株式の25%を取得へ
カタール航空は、ヴァージン・オーストラリアの株式のうち25%を取得すると発表した。
当局の承認を条件として、投資ファンドのベインキャピタルから取得する。ベインキャピタルは、ヴァージン・オーストラリアがの破綻後、2020年6月に買収していた。ヴァージン・グループとクイーンズランド投資公社も引き続き株式を保有する。
ヴァージン・オーストラリアは、当局の承認を条件として、2025年半ばにもブリスベン・メルボルン・パース・シドニー〜ドーハ線をウェットリースで開設し、カタール航空のネットワークへのシームレスな接続を見込む。相互にマイレージの獲得や交換も可能とする。
ヴァージン・オーストラリアのジェーン・ハードリッカ最高経営責任者(CEO)は、「ヴァージン・オーストラリアの長期的な競争力がさらに強化され、必然的に消費者にとっての選択肢が増え、運賃がさらにお得になり、オーストラリアの航空業界の雇用も増える」とと強調した。ドーハ路線の開設により、今後5年間で約30億豪ドルの経済効果が見込まれるほか、中東やヨーロッパへの輸出も可能となるとした。
オーストラリアでは、カンタスグループによる寡占化が進んでいたほか、カタール航空とカンタス航空の関係悪化も続いていた。