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JAL、東京ディズニーシー新エリアの767特別機「Fantastic Journey Express」公開
日本航空(JAL)は、6月6日に開業した東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」をテーマにした特別デザイン機「JAL Fantastic Journey Express」(ボーイング767-300ER、機体記号:JA622J)を羽田空港の格納庫でお披露目した。オリエンタルランドとのタイアップによるもので、きょう10月21日から国内線で運航する。
「アナと雪の女王」のアレンデール城、「塔の上のラプンツェル」の塔、「ピーター・パン」のジョリー・ロジャー号など各エリアの象徴的な場所を背景に、作中に登場するキャラクターのアナやエルサ、ラプンツェル、ピーターパンを描き、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を表現した。デザインの面積は左右とも縦約5メートル、横約34メートル。両面で計208枚のデカールを使用している。
機内では、特別デザインのヘッドレストカバーとドリンク提供用の紙コップを用意。ヘッドレストカバーの地色はクラスJが赤色、普通席が黒色と異なるが、デザインは共通。紙コップはアナと雪の女王、塔の上のラプンツェル、ピーター・パンの3種類のデザインがある。また、搭乗者には搭乗証明書を配布する。このほか、搭乗・降機時の機内メロディーとして、「きみもとべるよ!」と「ジャーニー・トゥ・ファンタジースプリングス」の2曲を採用した。
初便は1午後3時10分東京/羽田発の福岡行きJL323便で、その後は767-300ERの就航路線で運航する。運航期間は2025年11月まで。運航スケジュールは前日の夕方にウェブサイトで公開する。
お披露目会でJALの鳥取三津子社長は、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を全長55メートルの機体いっぱいに表現した」と紹介。「東京ディズニーリゾートに向かう飛行機からファンタジースプリングスの特別な世界観を楽しんでほしい」と挨拶した。
JALは1983年の東京ディズニーランド開園からオフィシャルスポンサーを務めている。東京ディズニーシーが開園した2001年に初めてオリエンタルランドとタイアップし、特別塗装機「JALドリームエクスプレス21」を運航。その後、2013年の「JALハピネスエクスプレス」、2015年の「JALハッピージャーニーエクスプレス」、2018年の「JALセレブレーションエクスプレス」、2023年の「JALカラフルドリームエクスプレス」に続き、今回で6回目のタイアップとなる。なお、このほかのディズニーデザイン機はウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約によるものとなっている。