ユナイテッド航空、成田〜セブ線開設 以遠権利用、北米線と接続

ユナイテッド航空は10月27日、東京/成田〜セブ線を開設した。ボーイング737-800型機で毎日1往復運航する。

東京/成田発のUA32便は午後5時30分に出発し、同10時5分に到着。セブ発のUA33便は午前9時30分に出発し、午後5時15分に到着する。所要時間は東京/成田発が5時間35分、セブ発が4時間45分。セブ発の初便はあす28日となる。なお、同路線はセブパシフィック航空とフィリピン航空もそれぞれ1日1便運航しており、今後は3社で1日3便体制となる。

日本からの以遠権を利用した新路線で、便名は東京/成田〜ロサンゼルス線のUA32/33便と同一となる。北米からの観光や親族訪問(VFE)需要を狙い、東京/成田線〜サンフランシスコ、ロサンゼルス、デンバー、ニューヨーク/ニューアーク、ヒューストン線との乗り継ぎがスムーズなスケジュールに設定されている。

当初は7月31日の開設を予定していたが、約3か月延期となっていた。The Points Guyやロイター通信の報道によると、アメリカ連邦航空局(FAA)による監査が理由だという。

ユナイテッド航空はこのほか、東京/成田〜コロール高雄ウランバートル線の3路線を2025年夏スケジュールに開設すると発表している。

■ダイヤ
UA32 東京/成田(17:30)〜セブ(22:05)

UA33 セブ(09:30)〜東京/成田(15:15)