ルフトハンザ、過去最高の収益計上　8月の座席利用率88％

ルフトハンザグループは、2024年7月〜9月期に過去最高の収益を計上した。

収益は107億ユーロ（前年同期103億ユーロ）、営業利益（調整後EBIT）は13億ユーロ（同15億ユーロ）となった。夏の旅行シーズンの高需要を取り込み、8月の座席利用率は88％と好調だった。運航便数の増加、ルフトハンザ・テクニックの収益増加が追い風となった。営業利益は運航コストの増加や人件費などの影響を受けた。

機体の納入遅延などの影響を受けており、ルフトハンザ・ドイツ航空では社内の構造的問題に対処する「ターンアラウンドプログラム」を開始し、短距離路線でのコスト効率の高い運用や、ネットワークの最適化を行っている。

10月〜12月期にも前年より多くの需要が見込まれ、特にプレミアムクラスが人気だという。通期の調整後EBITも14億〜18億ユーロを想定する。

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