JAL、ピーコックストアで家庭の廃食油を回収　SAF原料として利用

日本航空（JAL）とイオンマーケットは、「ピーコックストア」全店舗で、家庭用の廃食油の回収を開始する。

JALが推進している、家庭から出る廃食油を原料としたSAF（持続可能な航空燃料）製造に関するプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」の一環として実施する。単一事業者の全店舗（36店舗）での展開は初めての試みとなり、回収した廃食油は2025年に商用開始が予定されている国内初のSAF製造プラントでSAFの原料として活用する。

「ピーコックストア」店舗内に回収ボックスを設置する。磯子・洋光台・本郷台店では10月30日から、石川台店では11月9日から回収を開始し、その他の店舗でも順次回収ボックスを設置する。回収日は毎日で、回収時間は店舗の営業時間に準じる。回収できる油は常温で液体の植物性油のみとなる。

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