カナダ政府、ウクライナ国際航空機撃墜事件の犠牲者家族への永住権申請認める

カナダ政府

カナダ市民権・移民省は、ウクライナ国際航空752便撃墜事件の犠牲者家族に対し、永住権の申請を可能とした。

2020年1月8日、テヘランからキーウに向かっていた同便(ボーイング737-800型機、機体記号:UR-PSR)が、離陸直後にイスラム革命防衛隊による地対空ミサイル2発の誤射により墜落し、乗員乗客176名全員が死亡した。カナダ国籍者55名、永住権保持者30名が搭乗していた。

2020年以降、犠牲者の家族に対して一時滞在資格の回復や滞在許可の延長などの特別措置を講じていたものの、これまでの政策では永住権の申請資格はなかった。申請期間は2025年10月27日まで。