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豊田自動織機、子会社通じてシーメンス・ロジスティクスを買収へ
豊田自動織機は、子会社のVanderlande(ファンダランデ)を通じ、Siemens Logistics(シーメンス・ロジスティクス)とその関連会社を買収する。
シーメンス・ロジスティクスは、ドイツ・ニュルンベルクに本社を置く企業で、16か国・地域に50以上の拠点を置いている。従業員数は2,500名以上。ファンダランデが重点分野に位置づけている、空港手荷物ハンドリング事業を手掛けている。世界的な航空旅客需要の増加に伴い、市場の拡大が見込まれているほか、フライトや旅客の情報と連動した柔軟で効率的な手荷物搬送・仕分けを実現する自動化システムへのニーズが高まっていることから、顧客基盤の強化とさらなる高付加価値製品・サービスの提供を目指す。
シーメンスから全株式を3億ユーロで取得する方針で、当局の承認を経て、2025年の完了を目指している。
ファンダランデは1949年に設立し、小売業や小包・郵便事業向けの物流システムを展開する企業。豊田自動織機は、2017年に約1,400億円で買収した。