JALやJR東、KDDIら6社、都内でドローンによる医薬品配送の実証実験 レベル4飛行も

jal ドローン

日本航空(JAL)とJR東日本、KDDI、KDDIスマートドローン、ウェザーニューズ、メディセオの6社は、医薬品配送ビジネスモデルの実現に向けた、東京都内でのドローンの運用実証を実施した。

2021年度から実施している東京都の「ドローン物流サービスの社会実装促進に係る実証プロジェクト」に基づくもの。都市部でのサービス実装に向けて、檜原村にてサービス実装時に配送する稀用医薬品の管理体制と、JALが航空機運航の際に運航に携わる者に対し行うCRM訓練をドローンの運航に導入した。千代田区のKDDIスマートドローンのオフィス内に設置した運航管理室から、遠隔での運航を行なった。

レベル3.5運航を10月21日から25日まで実施した。多数の医薬品を短時間で効率的に配送するために、1人の操縦者に対して2機のドローンを同時に運航する1対2運航での効率性を検証した。

レベル4運航を11月5日から7日まで実施した。都心部でのサービス実証を見据え、操縦者をはじめとする運航に携わる者に対しCRM訓練を導入し、より高い安全性を確保したオペレーションの検証を実施した。(画像:JAL)