JR東日本、中央線快速・青梅線にグリーン車を導入 2025年3月15日から

JR東日本 E233系電車

JR東日本は、中央線快速・青梅線にグリーン車サービスを2025年3月15日から導入する。

運転区間は東京〜大月駅間と立川〜青梅駅間。中央線快速はE233系で運行する全列車、青梅線は中央線快速(東京方面)と直通する全列車で展開する。E233系電車の東京寄り4・5両目に2階建てグリーン車2両を設置し、12両編成で運転する。座席は回転式リクライニングシートで、全席にAC電源やテーブル、ドリンクホルダーを備える。車内ではWi-Fi、トイレ、ゴミ箱も利用できるほか、グリーンアテンダントも乗務する。

グリーン料金は他線区と同額で、50キロまでが1,010円、100キロまでが1,260円、「Suica グリーン料金」ではそれぞれ260円を割り引く。東京・新宿駅で同線と他線区とを乗り継ぐ場合、立川駅で青梅線と中央線快速(八王子方面)とを乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗車できず、それぞれの区間のグリーン券を用意する必要がある。

これに伴い、グリーン料金が不要となる「グリーン車お試し期間」は2025年3月14日の最終電車をもって終了となる。また、特急「はちおうじ」「おうめ」の運転を取りやめる。