コスモ石油ら4社、SAF製造設備を完工

コスモ石油と日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYは、持続可能な航空燃料(SAF)の製造設備の建設を、12月25日付けで完工した。

100%廃食用油を原料としSAFの製造や供給を行う設備で、年間3万キロリットルの供給を目指す。国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得しており、製造設備の試運転を1月より開始し、航空会社への供給は4月ごろから開始する見通し。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成を受け、日揮ホールディングスがサプライチェーンの全体構築、レボインターナショナルが原料調達、SAFFAIRE SKY ENERGYがNeat SAFの製造、コスモ石油とコスモ石油マーケティングが混合SAFの製造と需要家への販売を担う。