タイ国際航空、エアバスA320型機のビジネスクラスに新シート導入

タイ国際航空は、エアバスA320型機のビジネスクラスに新シートを導入した。

バンコクのスワンナプーム国際空港にある格納庫で開催したイベント「Elevating Travel Experience」で発表した。

新たに導入されたシートは、ヘッドレスト、レッグレスト、折りたたみ式テーブル、ドリンクホルダーを備える。1列目から3列目まで、「2-2」配列で12席を設ける。第2四半期までに全20機に展開する。

この他に、所要時間が3時間半以上のフライトではジム・トンプソンがデザインした全12種類のアメニティキットを提供するほか、優先搭乗、優先手荷物取り扱い、ラウンジの利用、受託手荷物40キロ、入国時のファストトラックといった特典も受けられる。

エアバスA320型機は、バンコクとチェンマイ、チェンライ、コンケン、ウドンターニー、ウボンラーチャターニー、プーケット、ハットヤイ、クラビを結ぶタイ国内線8路線のほか、台湾、香港、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、ネパール、バングラデシュ、スリランカなど、アジアの22都市へ運航する。

タイ国際航空は2024年、「One THAI One Fly」キャンペーンの一環として、短距離路線を運航するタイ・スマイルをタイ国際航空に統合した。収益性や機材の稼働率が大きく向上したという。

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