ヒルトン、「ウーマン・イン・リーダーシップ・カンファレンス」を開催

ヒルトンは、「ウーマン・イン・リーダーシップ・カンファレンス(女性リーダー活躍推進会議)」を、10月30日と31日にヒルトン広島で開催した。

女性従業員の活躍推進とインクルーシブな企業文化の醸成を目指して、世界各地で開催しているイベントで、日本での開催は今回が6回目。

日本と韓国の25軒のホテルと、日本・韓国・ミクロネシア地区リージョナルオフィスから235人が参加した。初のライブストリーミング配信も行い、各地からも参加できるようにした。これまでは例年、ヒルトン東京ベイで開いていたものの、関西方面でのホテルが増えたことから広島を選んだ。

昨年同様に「パーソナル・ブレークスルー」がテーマで、広島で活躍する女性リーダーを代表してカナデルの福本成美代表取締役による講演、ワークショップやグループディスカッションを行った。女性のみならず男性も参加し、多くのネットワーキングの時間も設け、相互理解を深めた。ヒルトンで働く従業員の男女比率は半々だという。

ジョセフ・カイララ日本・韓国・ミクロネシア地区代表は、総支配人のうち25%を女性が占める目標を設けているとした上で、「男女拡散ランキングでは、日本が118位、韓国が94位」とのデータを紹介。「私は生まれながらにして副社長だったわけではない。そうなるために努力しなければならなかった。私にできるなら、誰にでもできる」と話した上で、多くの社員が自信の能力を信じるべきだと話した。