スカンジナビア航空、目的地不明の「Destination Unknown」を設定 4分で売り切れ

スカンジナビア航空は、出発まで目的地が不明のフライト「Destination Unknown」を設定した。

ユーロボーナス会員を対象にポイントのみで交換で提供し、わずか4分で満席となった。4月4日にコペンハーゲンを出発し、7日にコペンハーゲンに戻る。

今回の設定が2回目で、初回の2024年にはアテネ行きだった。デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、イギリス、アメリカの19歳から81歳までの幅広い人が申し込んだ。反応は圧倒的に好評で、参加者の96%がまた申し込むと回答している。

アロン・バックストローム プロダクト・ロイヤリティ担当副社長は「旅行は発見の旅です。『Destination Unknown』は、新しい思いがけない場所を探索する興奮を再び呼び起こすためにデザインされました。着陸場所がわからないまま飛行機に乗るのは、不思議な感覚です。通常の決断や計画をすべて排除し、旅行者は体験に完全に浸ることができるのです」とコメントしている。ある昨年の参加者は、「旅行のリサーチに時間をかけすぎると、まったく新しいものを探索する喜びが失われてしまう可能性があります」と話し、計画のストレスなく旅行を楽しめることにも好意的だった。

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