ヘルシンキ・ヴァンター国際空港、滑走路改修工事を実施 4月14日から8月31日まで

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)

Finaviaは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港第2滑走路の改修工事を、4月14日から8月31日まで実施する。

期間中は滑走路を閉鎖し、滑走路の南端と誘導路を改修し、滑走路進入設備を交換する。約2.4キロに及ぶ雨水排水システムや、総延長30キロの電気インフラを刷新する。現在より信頼性が高く、エネルギー効率に優れた照明システムが導入でき。工事期間終了後にも仕上げ作業を行うため、日中の一部時間帯の使用に影響が出る。

期間中に使用できる滑走路は2本で、南東もしくは北西の風が強い場合に運航への影響が懸念される。主に南方面へ離陸する機体が増える見通し。第2滑走路は他の2本と異なり、横風滑走路として設計されている。

総工費は約3,000万ユーロで、今年実施分は約1,850万ユーロ。滑走路北側の改修は2023年夏に実施されていた。