ミュンヘンとハンブルクの空港でストライキ 日本路線にも影響

統一サービス産業労働組合(Verdi)は、ミュンヘンとハンブルクの空港でストライキを実施すると発表した。

保安検査やグランドハンドリングを担うスタッフが対象で、この影響で一部便の運航に影響が出ている。

ミュンヘンでは、2月27日から28日まで実施を予定しており、すでに航空会社は約8割のフライトの欠航を決めている。空港会社では空港へ向かう前に、航空会社に運航状況を確認するよう求めている。

全日本空輸(ANA)は、2月26日の東京/羽田発ミュンヘン行きNH217便と、2月27日のミュンヘン発東京/羽田行きNH218便を欠航とした。また、2月27日の東京/羽田発NH217便は24時間遅延、2月28日のミュンヘン発東京/羽田行きNH218便は54時間15分遅延で運航する。

ルフトハンザ・ドイツ航空は、2月27日の東京/羽田発ミュンヘン行きLH715便、ミュンヘン発東京/羽田行きLH714便を欠航とした。

ハンブルクでは、2月26日午後10時から28日まで実施を予定しており、欠航や遅延が発生している。前日のチェックインサービスを停止しており、受託手荷物を最小限に抑えるよう呼びかけている。