近鉄グループ、上本町バスターミナルを整備　万博アクセスとして、3月21日供用開始

近畿日本鉄道と近鉄バス、近鉄不動産は、大阪上本町駅の利便性向上を目的としたバスターミナルや駅などの整備を完了させ、3月21日から供用を開始する。

バスターミナルをリニューアルし、アイランド型のバス乗り場を3バースに拡張する。また、バスターミナルへの通路を新たに整備し、新通路と地上ホームとの間に新改札口「バスターミナル改札口」を設置する。シェラトン都ホテル大阪からバスターミナルや駅への動線を確保するため、1階正面玄関付近に出入口を新設する。

このほか、鉄道・バス情報をはじめとする案内機能、待合スペースやトイレ、新通路とバスターミナルを結ぶ上下エスカレーターおよびバリアフリー対応のエレベーターを整備する。

大阪上本町駅から大阪・関西万博の会場へのシャトルバスは、往路が午前8時半から正午まで30分間隔の8本、復路が午後1時から午後8時まで30分間隔の15本を運行する。復路のみ、てんしば前経由となる。所要時間は往路が40分、復路が1時間5分。運賃は1,200円。