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「JALガンダムJET」、初便は羽田発徳島行き 3月3日就航
日本航空(JAL)は3月3日、大阪・関西万博に合わせた特別塗装機「JALガンダムJET」(ボーイング737-800型機、機体記号:JA342J)を羽田空港の格納庫でお披露目した。同日午後3時35分東京/羽田発の徳島行きJAL461便が初便となり、11月頃まで国内線で運航する。
機体は大阪・関西万博に合わせたJALとバンダイナムコホールディングスとの取り組み「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」の象徴として運航するもの。機体後方の両面に、同万博でバンダイナムコが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム(EX-001グラスフェザー装備)」のイメージを、機体前方に万博公式キャラクター「ミャクミャク」をあしらった。デザイン部分の面積は片面あたり縦約25メートル、横約3.6メートル。左側には46枚、右側には48枚のデカールが使用されている。
機内では特別仕様のヘッドレストカバーを4月上旬から用意する。デザインはクラスによって異なり、クラスJ用は赤系、普通席用は黒系となっている。
JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECTではガンダムJETの運航のほか、ガンダムシリーズの限定プラモデル付きツアー商品の販売や、ガンダムJETと同様のデザインを塗装したレストランバスの運行などの各種企画を順次展開する。お披露目式典で挨拶に立ったJALの宮坂久美子常務執行役員 西日本支社長は、「ガンダムの推し活で世界と日本、日本各地と各地をつなぐことができるのでは」と述べた。今後も限定グッズが当たる搭乗キャンペーンなどを予定しているという。