
東横イン、チェックイン時間を午後3時に 4月1日から
川端の湯宿 滝亭は、能登半島地震の影響で工事を中断・延期していたライブラリーとプレミアムラウンジの新設、客室のリニューアルを完了した。
うさぎをこよなく愛した文豪・泉鏡花と大正ロマンをモチーフにした空間に約4,800冊の文庫と漫画をセレクトしたライブラリー「書庫兎夢」を新設した。2024年1月末にオープンする予定だったものの、能登半島地震で滝亭と日本の宿 のと楽が被災し、地震後に資材や工事業者の確保・手配が困難になったことから、工事が遅延していた。
「書庫兎夢」には、国内外の小説・エッセイ・詩集、手塚治虫や藤子・F・不二雄から現在に至るまでのシリーズものの漫画を揃える。既存の2つのライブラリーと合わせて総蔵書数は7,000冊以上となった。24時間利用可能で、本は館内に持ち出して、ラウンジや客室など好きな場所で読むことができる。
加えて、九谷焼や大樋焼、輪島塗などの伝統工芸品と石川県出身の画家による絵画を展開するギャラリーラウンジ「安楽」を新設した。地元の金箔メーカー「箔一」が制作した「黄金のスナックディスペンサー」やソファを配し、ソフトドリンク、地元ワイン・冷酒・焼酎を自由に楽しめる。客室「百楽」と「神楽」の宿泊者限定。客室「百楽」と「神楽」には、中庭を一望できる展望温泉風呂を新設した。