
新千歳空港、「スーパーラウンジ アネックス」を4月1日オープン
国土交通省は、羽田空港駐車場の慢性的な混雑緩和のため、駐車場料金の見直しを検討する。
夏季や年末年始などの繁忙期には連日満車状態となり、入庫に数時間待ちの日も発生している。国内線駐車場では2024年7月と8月には27日間、9月と10月は24日間が満車だった。
駐車場の利用には、3時間以内の「送迎」と24時間以上の「宿泊」の2つのタイプが存在しており、繁忙期には早朝に満車となった後、夕方まで継続する傾向にある。宿泊利用が増加し、夜間の在車率が5割から7割に上昇したことより、翌朝に入庫できる台数が約400台減っている。
混雑対策として、タクシープールの一部を転用した臨時駐車場の開設日や開設時間を拡大し、当日中の利用を条件に無料としている。今後は送迎用駐車枠を駐車場に通年で設け、一定時間まで安価な送迎エリア用の料金を設定する案を検討する。長時間利用の抑制策として、駐車場料金を混雑状況に合わせて設定し、上限料金の引き上げなども視野に入れる。公共交通機関の拡充や周辺駐車場の利用によるパーク&ライドも促進する。
羽田空港には5つの駐車場があり、収容台数は13,112台。