ゴールドウィン、アルパインツアーサービスを子会社化

アルパインツアーサービス

ゴールドウィンは、アルパインツアーサービスの株式の99.5%を取得し、子会社化した。

両社はこれまで、ゴールドウィンのブランド事業の一環として、ブランド名を冠するツアーの展開で協業していた。国内外のアクティビティ・ツアーを強化するほか、自然体験・環境教育をコンテンツとする企業研修の受託などを目指す。

アルパインツアーサービスでは、「事業基盤の一層の強化をはかり、継続的な成長を維持していくことが最良の策と考え、ひいてはお客様へのサービス向上に繋がるものと判断するに至りました」としている。

アルパインツアーサービスは、国内外のハイキングやトレッキング、登山ツアーを手掛ける旅行会社。1973年に設立し、資本金は5,000万円。元会長の芳野満彦氏は、1965年にマッターホルン北壁の日本人初登攀を成し遂げている。

新たな代表取締役社長には、ゴールドウィンから出向する藤井知一氏が就任する見通し。現代表取締役の芹澤健一は、取締役として業務にあたる。