
「えきねっと」の機能拡充 最大3か月前から新幹線の予約可能に
JR東日本は、今秋にも「えきねっと」などの機能を拡充し、チケッティングサービスの利便性を向上させる。
「えきねっと」で新幹線を乗車日の最大3か月前から購入できる早期予約サービスを開始する。JR東日本とJR北海道エリアの一部新幹線のうち、「新幹線eチケット」のみが対象となる。列車と座席数は限定する。
また、「えきねっと」で予約した列車の運休や遅延時に、発車時刻を過ぎた先行列車の新規購入や予約変更をウェブサイト上で可能とする。割引きっぷ利用時にも元の予約の割引を引き継いだ状態で先行列車への変更ができるほか、運休や遅延時のウェブサイト上での手数料無料での払い戻しにも対応する。JR東日本エリアの新幹線と特急列車が対象となる。
訪日外国人向けの「Welcome Suica Mobile」と「JR-EAST Train Reservation」の連携を開始し、新幹線や一部の特急列車のチケットレスでの予約・購入に対応する。
「えきねっと」と「JRE ID」との連携も開始し、グループの各種サービスをシームレスに利用できるようにする。「JRE ID」と連携済の「モバイルSuica」を利用する場合、予約情報の紐づけが簡単にできるようになる。
2026年春を目途に、JR東日本の新幹線に特化した新たなサービスの提供を開始する。