
オリエンタルランド、特別株主優待を実施
スペインで現地時間4月28日昼ごろに発生した大規模な停電は、徐々に解消に向かっている。
サンチェス首相の演説によると、国内需要の6割に相当する15ギガワットの発電量が突如消失したという。電力供給はほぼ半数が回復しているとしており、電力会社は同29日午前7時時点で需要の99%が復旧していると説明している。
空港運営会社によると、スペインの全空港で運航を再開しており、非常用発電機も稼働しているという。日本とスペインを唯一結んでいる、イベリア航空の東京/成田〜マドリード線は通常運航している。利用者に対しては、航空会社に運航状況を確認するよう求めている。
一方で、公共交通機関で影響が残っており、スペイン国鉄は運行の全面再開に至っていない。同28日に旅行を完結できなかっ旅行者は1万人以上で、全利用者は同29日も継続して利用ができるほか、変更やキャンセルも受け付ける。マドリードやバレンシアの通勤列車は本数を削減する。一部地方都市の通勤列車などは運休する。
在スペイン日本国大使館では、移動が困難な人に対し、可能な限り安全な場所で待機するよう求めている。